『悔い改めてえ奴は十字切りやがれ!でねえと一人残らずたたっ斬るぜ!』
神戸を取り仕切るヤクザ、神竜組の親分が何者かに殺された。
死ぬ間際、代貸し磯村に託されたのは血の十字架の片割れを持つものに跡目を継がせること。
その証をもった女こそ、六甲の聖サフラン教会の清楚可憐なシスター今日子だった。
吹き荒れる雨の中出会った流れ者の英二に運命を感じる今日子。
その今日子に恋心を寄せる兵庫県警・猪熊刑事。
そして、台風が直撃した神戸の街を必死に奔走する神竜組の組員達と神竜の金看板を狙う黒岩会。
神戸六甲に吹き荒れる仁義なき戦い。
神竜組二代目シスター今日子の運命は、今、大きく動きだす。
『でも、私は父を殺したあなたを愛したことを誇りに思いたいのです。』
神とは、子とは、血とは、愛とは。
原作である小説・映画をベースにした舞台『二代目はクリスチャン』
該当する公演はございません。